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【*・.。.RIKKAI 皇殿 ⓒ *・.。.】
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初訪,請步入自介會客室。『我腐,故我在。』『腐海無涯,回頭是岸*燃燒自我心中的小宇宙吧!』
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黑暗風格中毒…【EL-樂園幻想物語組曲】03-エルの絵本 [魔女とラフレンツェ].

幸か…不幸か…人目を憚るように捨てられていたその子を拾ったのは
幸或不幸…撿到了那為人所忌憚而拋棄的孩子的是
王国を追われた隻眼の魔女 《深紅の魔女と謳われた》(Crimsonの)オルドローズ
被王國所放逐的獨眼魔女 《人稱其為深紅之魔女》(Crimson的)Old Rose

銀色の髪に 緋色の瞳 雪のように白い肌
銀色的頭髮 緋紅的瞳孔 像雪一般白皙的肌膚
拾われた赤ん坊は いつしか背筋が凍る程美しい娘へと育った…
被撿到的嬰兒 在不知不覺間已長成了令人背脊為之凍結的美麗少女…

流転こそ万物の基本 流れる以上時もまた然り
流動變化乃是萬物的本質 流轉於其上的時間也是如此
二つの楽園を巡る物語は 人知れず幕を開ける…
巡遊於兩個樂園之間的故事 揭開了不為人知的序幕…
(くやしい…出してくれ…助けてくれ…)
(悔恨哪…放我出來…救救我…)

「ラフレンツェや…忘れてはいけないよ…」
「Lafrente啊…不可以忘記呦…」

銀色の髪を風になびかせて 祈るラフレンツェ 死者の為に…
銀色的髮絲隨風飄送 祈禱的Lafrente 為了亡者…
小さな唇が奏でる鎮魂歌(Requiem) 歌えラフレンツェ 永遠(とわ)に響け…
小小的唇間演奏的安魂曲(Requiem) 歌唱的Lafrente 永遠的迴響著…

時を喰らう大蛇(Serpens) 灼けた鎖の追走曲(Canon)
啃噬時光的大蛇(Serpens) 燃燒枷鎖的輪唱曲(Canon)
狂い咲いた曼珠沙華(Lycoris) 還れない楽園(Elysion)
瘋狂開放的曼珠沙華(Lycoris) 回不去的樂園(Elysion)

蝋燭が消えれば 渡れない川がある
當蠟燭燒盡之時 將出現那無法渡行的河
始まりも忘れて 終わらない虚空(そら)を抱く……
連開始都將被忘卻 擁抱無止盡的虛空……

亡者どもの声(Creature's voice)
亡者們的聲音(Creature’s voice)
「──オノレラフレンツェ」…悲痛な叫びの不響和音(Harmony)
「──混帳Lafrente」…悲痛呼喊的不和諧音(Harmony)
尽きせぬ渇望(Un satisfied)
無盡的渴望(Un satisfied)
「──ニクキラフレンツェ」…呪怨の焔は燃ゆる
「──可憎的Lafrente」…咒怨之火燃燒搖曳

儚い幻想と知りながら 生者は彼岸に楽園を求め
即使明白這是不切實際的幻想 生者尋求著彼岸的樂園
死者もまた 還れざる彼岸に楽園を求める
而死者也同時 追求著另一邊的樂園
彼らを別つ流れ 深く冷たい冥府の川
流經其中將他們分離的 既深且冷的冥府之河
乙女の流す涙は 永遠に尽きることなく
少女所留下的淚水 永遠也不會停止吧
唯…嘆きの川の水嵩を増すばかり…
只是…不斷增加悲嘆之河的水量而已…

──少女を悪夢から呼び醒ます 美しき竪琴の調べ
──將少女從噩夢中喚醒的 那豎琴美麗的音調
哀しい瞳をした弾き手 麗しきその青年の名は……
有著悲傷眼神的演奏者 那個美麗青年的名字是……

「ラフレンツェや…忘れてはいけないよ…
「Lafrente啊…不可以忘記呦…
お前は冥府に巣喰う、亡者どもの手から、
妳是自冥府的巢穴、亡者們的手中、
この世界を守る為の、最後の黄泉の番人、
為了保護這個世界、黃泉最後的守門人
純潔の結界を、破らせてはいけないよ…」
純潔的結界、不可以破壞呦…」

祖母が居なくなって 唇を閉ざした
祖母不在了 閉上了雙唇
吹き抜ける風 寂しさ孤独と知った
吹走了的風 知道了孤獨與寂寞
彼が訪れて 唇を開いた
他來拜訪了 張開了雙唇
嬉しくなって 誓いも忘れていった…
變得高興了 誓約也忘記了…

──それは
──那是
手と手が触れ合った 瞬間の魔法
手與手相互交疊 一瞬間的魔法
高鳴る鼓動 小さな銀鈴(Bell)を鳴らす
激烈的搖晃 小小銀鈴(Bell)的鳴響
瞳と瞳見つめ合った 瞬間の魔法
眼與眼相互交會 一瞬間的魔法
禁断の焔 少女は恋を知った…
禁斷的火燄 少女體悟了愛…

一つ奪えば十が欲しくなり 十を奪えば百が欲しくなる
奪得一個就會想要十個 奪得十個就會想要上百
その焔は彼の全てを 灼き尽くすまで消えはしない…
那火燄包圍他的全部 在燃燒殆盡之前不會消失…

「ラフレンツェや…忘れてはいけないよ…」
「Lafrente啊…不可以忘記呦…」

愛欲に咽ぶラフレンツェ 純潔の花を散らして
吞下了愛慾的Lafrente 純潔的花朵四處飛散
愛憎も知らぬラフレンツェ 漆黒の焔を抱いて
不知道愛憎的Lafrente 擁抱了漆黑的火燄
彼は手探りで闇に繋がれた 獣の檻を外して
他摸索著黑暗中的關鍵 解開野獸的牢籠
少女の胎内(なか)に繋がれた 冥府の底へ堕りてゆく……
連接於少女的胎中 墜入冥府的深淵……

──近づいて来る足音
──接近的腳步聲
やがて彼(Orpheus)が乙女(Eurydice)の手を引いて 暗闇の階段を駆け上って来る
很快地他(Orpheus)拉著她(Eurydice)的手 沿著黑暗的階梯往上奔跑
けれど少女は裏切りの代償として 残酷な呪いを歌った
但是做為背叛了少女的代價 響起了殘酷的詛咒之歌
嗚呼…もう直ぐ彼は…彼は振り返ってしまうだろう──
啊啊…很快地他就要…他就要轉頭回望了吧──

魔女がラフレンツェを生んだのか…ラフレンツェが魔女を生んだのか…
是魔女孕育了Lafrente…還是Lafrente孕育了魔女呢…
物語はページの外側に…
故事走出了書外…


斯くして…楽園の扉は開かれた
就這樣…樂園之扉被開啟了
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